貝多羅葉
ばいたらよう異読 ばいたらば
名詞
標準
pattra (palmyra leaves used in Ancient India for writing upon)
文例 · 用例
飜へす貝多羅葉の馬じるし花※のまぼろしに。
— 北原白秋 『第二邪宗門』 青空文庫
ここの名物という塩竈や貝多羅葉樹や、泉の三郎の鉄燈籠や、いずれも昔から同じもので、再遊のわたしには格別の興味を与えなかったが、本社を拝して横手の広場に出ると、大きな神楽堂には笛と太鼓の音が乱れてきこえた。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
この年六月中旬から八月下旬まで麻疹が流行して、渋江氏の亀沢町の家へ、御柳の葉と貝多羅葉とを貰いに来る人が踵を接した。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
僕の長兄も律宗の僧であると告げたら寺僧は無造作に其経巻の貝多羅葉数枚を引きちぎつて呉れた。
— 與謝野寛、與謝野晶子 『巴里より』 青空文庫
その当時ブダガヤにダンマパーラ居士が来て居られて、いろいろ話しましたが、折柄居士は「あなたがチベットへ行くならば法王にこの釈迦牟尼如来のお舎利を上げて貰いたい」と言って舎利をおさめた銀製の塔とその捧呈書とそれから貝多羅葉の経文一巻を託されました。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
作例 · 標準
博物館には、貝多羅葉に書かれたサンスクリット語の古文書が展示されている。
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この地域の僧院では、今でも伝統的な方法で貝多羅葉に経文を書き写している。
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貝多羅葉の繊維は非常に丈夫で、長い年月を経ても文字が残る。
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