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頭陀

ずだ
名詞
1
標準
ascetic practices
文例 · 用例
白木綿の布子、襟が黄色にヤケたのに、單衣らしい、同じ白の襦袢を襲ね、石持で、やうかん色の黒木綿の羽織を幅廣に、ぶわりと被つて、胸へ頭陀袋を掛けた、鼻の隆い、赭ら顏で、目を半眼にした、眉には黒も交つたけれど、泡を塗つた體に、口許から頤へ、短い髯は皆白い。
泉鏡太郎 松の葉 青空文庫
玉脇の妻は、以て未来の有無を占おうとしたらしかったに――頭陀袋にも納めず、帯にもつけず、袂にも入れず、角兵衛がその獅子頭の中に、封じて去ったのも気懸りになる。
泉鏡花 春昼後刻 青空文庫
予定らしい予定のない旅のやすけさで、師走の街を通りぬけて場末の安宿に頭陀袋をおろした。
種田山頭火 遍路の正月 青空文庫
ただ破れ法衣を掛け網代笠をさげ※杖を立て頭陀袋を置いて、その前に坐ってぼんやりしているより外はなかった。
種田山頭火 遍路の正月 青空文庫
これより帝|優游自適、居然として一頭陀なり。
幸田露伴 運命 青空文庫
しかも恵心はまた頭陀行を厳修したので、当時円融院の中宮|遵子の御方は、新たに金の御器ども打たせたまいて供養せられたので、かくては却ってあまりに過ぎたりと云って、恵心は乞食をとどめたと云う噂さえ、大鏡にのこり伝わっているほどである。
幸田露伴 連環記 青空文庫
頭陀行というのは、仏弟子たるものの如法に行うべき十二の行をいうので、何も乞食をするのみが唯一の事ではないが、衣二、食四、住六の法式の中の、第三、常乞食の法が自然に十二行の中枢たるの観を為すに至っているので、頭陀行をすると云えば乞食をするということのようになっている。
幸田露伴 連環記 青空文庫
其のために東京から故郷に歸る途中だつたのでありますが、汚れくさつた白絣を一|枚きて、頭陀袋のやうな革鞄一つ掛けたのを、玄關さきで斷られる處を、泊めてくれたのも、螢と紫陽花が見透しの背戸に涼んで居た、其のお米さんの振向いた瞳の情だつたのです。
泉鏡花 雪靈記事 青空文庫
作例 · 標準
煩悩を断ち切るために、山にこもって厳しい頭陀に励む僧侶がいる。
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頭陀の教えに基づき、彼は贅沢を避け、最低限の持ち物だけで生活している。
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衣食住に対する執着を捨てる頭陀の精神は、現代社会においても重要な意味を持つ。
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2
標準
religious medicancy
作例 · 標準
托鉢の鉢を手に、頭陀の行脚を続ける僧の姿は、町の人々に畏敬の念を抱かせた。
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彼は悟りを開くため、家を捨てて頭陀の道に入ることを決意した。
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諸国を巡る頭陀の旅の途中で、彼は多くの人々と出会い、教えを説いた。
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3
標準
sack
作例 · 標準
巡礼者は、経本や数珠を入れた頭陀を肩から下げて、静かに道を歩いていた。
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古びた頭陀の中には、長年の旅の思い出が詰まっているようだった。
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彼は頭陀からお守りを取り出すと、それをギュッと握りしめて祈りを捧げた。
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