驚き喜ぶ
おどろきよろこぶ
動詞
標準
文例 · 用例
』 と言つて、丑松は自分の前に立つ少年の驚き喜ぶ顔を見たいと思ふのであつた。
— 島崎藤村 『破戒』 青空文庫
それらを発見して――この娘が人から多く愛せられ、人をも愛することの多いこの娘が、全く路傍の人ではなかったことを、この時、この際に発見し得たなら、驚き喜ぶに相違ありますまい。
— 鈴慕の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
しかし、それでも、日本人はまだ、義理でも打算でもない、たゞ単に気前を見せるとか、相手の驚き喜ぶ顔を見たいとかいふ、単純でかつ不思議な心理から、無暗に相手かまはず物をやりたがり、また、貰ふ方でもわりに平気でそれを受けとるといふ風が、そんなに珍しくはないのです。
— ――力としての文化 第二話 『日本文化の特質』 青空文庫