焼切
やっきり
名詞
標準
文例 · 用例
部屋の寝台は、片隅に押しつけられ、床には棒をさし込んで、ぐいぐい引張ったらしい痕もあり、スパンナーやネジ廻しや、アセチレン瓦斯の焼切道具などが散らばっていた。
— ――金博士シリーズ・7―― 『大使館の始末機関』 青空文庫
この解剖は、人体の解剖とちがい、メスのかわりに、ドリル(孔をあける機械)や酸水素高温焔器や、火花焼切器などの工作機械が使われ、解剖台の上に、赤い血液が流れるかわりに、ミミ族の体から精巧な金属製の部品が取りはずされてならべられた。
— 海野十三 『宇宙戦隊』 青空文庫
そうしてモーター焼切りの犯人を探しにかかりました。
— 海野十三 『怪塔王』 青空文庫
そして怪塔内のモーターを焼切ったりなどして、怪塔王をすっかり閉口させています。
— 海野十三 『怪塔王』 青空文庫
水中焼切器は向こうにある。
— 海野十三 『太平洋魔城』 青空文庫
それをもって、商船の底を焼切るんだ」 太刀川の前に立って命令をしているのは、何者だか、よくわからなかった。
— 海野十三 『太平洋魔城』 青空文庫
酸水素焔焼切り器につかまったまま、意気地なく絶命する者が続出した。
— 海野十三 『十八時の音楽浴』 青空文庫
レオナルド木村は焔が綱を焼切つたとき、地面へ屈んで燠を掻きあつめて頭にのせて、「主を讃め奉る」を歌つた。
— ――ヨワン・シローテの殉教―― 『イノチガケ』 青空文庫