独旅
どくたび
名詞
標準
文例 · 用例
戸のお札をさえ見掛けての御難題、坊主に茶一つ恵み給うも功徳なるべし、わけて、この通り耳も疎し、独旅の辿々しさもあわれまれよ。
— 泉鏡花 『河伯令嬢』 青空文庫
実を云えば大阪近在に人殺しの無暗に出る訳けもない、ソンナに怖がる事はない筈だが、独旅の夜道、真暗ではあるし臆病神が付いてるから、ツイ腰の物を便りにするような気になる。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
尤も二千米前後の山であれば案内者を要するが、さもなくて単独旅行でない限り必ず案内者を伴うにも及ばないであろう。
— 木暮理太郎 『冬の山』 青空文庫