一昨
いっさく
名詞
標準
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文例 · 用例
私が最初に会つたのは、一昨々年の五月である。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
しばらく休んで、一昨年あたりから多くなりました。
— 太宰治 『私の著作集』 青空文庫
一昨年は、竹村書房から「愛と美について」砂子屋書房から「女生徒」女生徒は、ことしの五月に再版になりました。
— 太宰治 『私の著作集』 青空文庫
今年は例年の事を思えば楽な暮であるが、去年や一昨年の苦しかった暮には、却って覚えなかった一種の不安と淋しさを覚えて、膝の上のまじょりか皿と、老い増さる母の顔とを思い比べた。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
一昨年、應召して、あちこち轉戰して、小閑を得る度毎に、戰爭を題材にした小説を書いては、私のところに送つて來ました。
— 太宰治 『このごろ』 青空文庫
「極暑九十七度九分、山々に未だ雪あるに呆れ候、一昨夕、稀なる夕映、望遠鏡にて西山一帯を眺めいたるところ、駒ヶ岳の絶巓、地蔵の頭、間の岳、農鳥の絶頂なる、各三角測量標を、歴々と発見いたし候」(七月十八日)、この時の感じは、何だか自分が観て、N君に知らせているような気がした。
— 小島烏水 『雪の白峰』 青空文庫
このやうな夕暮が、私たちの上に襲ひかかるであらう、と云ふことは、昨日や一昨日から予感してゐた事ではなかつた。
— 葉山嘉樹 『氷雨』 青空文庫
一昨年の暮にサント・ジュモンが始めて成効した時に飛んだ距離はわずかに二十五メートルであったが、この頃ファーマンやドラグランジュの飛行した距離は二万メートルに近く、すなわちわずか二年の間に飛行距離は八百倍になった訳である。
— 寺田寅彦 『「万年筆」欄より』 青空文庫
作例 · 標準
一昨日の会議で決定した件について、最終確認をしたい。
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一昨の雨で、庭の花が少し傷んでしまった。
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「一昨の夜、面白い夢を見たんだ。」「へえ、どんな夢?」
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