箝口令
かんこうれい
名詞
標準
文例 · 用例
サードパーティーには箝口令を敷くとしても、この時点から新一六ビット機に関する情報が漏れはじめることは覚悟せざるをえなかった。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
当時哈爾賓では畜犬|箝口令が布かれ、箝口せざる犬は野犬と見做されて撲殺された。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
之を機会に社員の社外に於ける言論活動に箝口令が下された。
— 戸坂潤 『世界の一環としての日本』 青空文庫
否箝口令が実施されるに至ったと云った方がよいだろう。
— 戸坂潤 『世界の一環としての日本』 青空文庫
この言論封鎖は併し独り二・二六事件そのものに就いてばかりではなく、延いて政治的思想的言論全般に就いての箝口令を意味している。
— 戸坂潤 『現代日本の思想対立』 青空文庫
ところできっとあなたは自分の経験からわかったことだろうが、裁判所の最下層の組織は完璧とはゆかず、義務を忘れ買収されやすい役人を生んでいるので、そのため裁判所の厳重な箝口令にも穴があくのだ。
— DER PROZESS 『審判』 青空文庫
だが、我々の気持ちを新聞記者に理解してもらえる言葉で伝え得たのはここまでであり、更に後になると厳密な箝口令を敷く必要が出てきたのだ。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『狂気の山脈にて』 青空文庫