上には上がある
うえにはうえがある
表現動詞-五段-ラ行-不規則
標準
greatness is comparative
文例 · 用例
上には上があるものだ」 翁は人の世の言葉ではじめてこういった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
幾山河越え去り行かば寂しさの果てなん国ぞ今日も旅行くスイス行 山岳の美はドイツとオーストリアの国境、ミッテンワルドから、チロルへかけて第一と思ったが、シンプロンを越え、スイスに這入り、モントルウまで来ると、上には上があるものだと、ただ茫然と山々を眺めるばかりである。
— 横光利一 『欧洲紀行』 青空文庫
上には上があると思ってね。
— 夢野久作 『超人鬚野博士』 青空文庫
それから奴は度々支倉さんの所へ出かけて、無心を吹きかけたようでした」 支倉を強請って金にするとは上には上があるものだと感心しながら、石子刑事は膝を進めた。
— 甲賀三郎 『支倉事件』 青空文庫
ところが上には上があるもんで、先方は八千円の保証金を納めて、構わず船を出しちまったんです。
— 夏目漱石 『永日小品』 青空文庫
上には上があるものだ。
— その十三 幻の塔 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
ところが、上には上がある。
— ――長生きをする学問の存在―― 『老齢学』 青空文庫
「あのときだけはおれも汗をかいたよ」 こう左膳が結ぶと、「上には上があるものだな」「へえい!
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
作例 · 標準
例句