檜林
ひのきばやし
名詞
標準
cypress woodland
文例 · 用例
その坂には若い檜林が葉を匂はせてゐた。
— 福士幸次郎 『展望』 青空文庫
○巻向の檜原もいまだ雲ゐねば子松が末ゆ沫雪流る 〔巻十・二三一四〕 柿本人麿歌集 巻向の檜林は既に出た泊瀬の檜林のように、広大で且つ有名であった。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
まずあの檜林の盛んなところを御覧下さい」「なるほど、檜だね。
— めいろの巻 『大菩薩峠』 青空文庫
清浄な檜林を見つけた。
— 吉川英治 『茶漬三略』 青空文庫
わしはあわてて泣き顔のやり場を失い、鍬を拾って檜林へ逃げ込もうとした。
— 吉川英治 『茶漬三略』 青空文庫
御用林の仕事が終りかけていた或る日、――見廻りにいった朝田隼人は、檜林の中であやに捉まった。
— 山本周五郎 『ちくしょう谷』 青空文庫
彼は眼をそむけたまま、檜林のほうへ歩きだした。
— 山本周五郎 『ちくしょう谷』 青空文庫
「先生」とあやは追って来た、「聞きたくないの、聞かなくってもいいの」 隼人は黙って斜面を登り、檜林の中へはいった。
— 山本周五郎 『ちくしょう谷』 青空文庫
作例 · 標準
整然と管理された檜林の間から差し込む木漏れ日が、地面を斑模様に照らしている。
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この村の主な産業は林業で、代々大切に育てられてきた檜林が山の斜面を覆っている。
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檜林を通り抜ける風は夏でも涼しく、避暑に訪れる人々の目を楽しませてくれる。
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