余りに
あまりに異読 あんまりに
副詞頻度ランク #7819 · 青空 0 例
標準
too (much)
文例 · 用例
而もこんなに抽象的になつてゐることの一つの理由は、外国はいざ知らず我が国では、お互ひが痛い所に余りに触れなさすぎたからではありますまいか。
— 中原中也 『近時詩壇寸感』 青空文庫
彼が認められること余りに遅かつたのは、広告不充分のためであらうか。
— 中原中也 『宮沢賢治全集』 青空文庫
詩といへば、余りに贋物を掴まされすぎた経験からといふのでもあるか。
— 中原中也 『宮沢賢治全集』 青空文庫
だが、友達として一言忠告させて貰ふなら、その生活ぶりに、時として余りに野放図なものがあるので、謂はば必要以上に衰弱して居る日があつて、そんな日に出来た詩は、あの感覚と同居しにくい抽象概念を招きすぎて、読者を混乱させる場合がある。
— 中原中也 『草野心平詩集『母岩』』 青空文庫
どういふつもりで付けたのかまだ訊ねてみないが、僕が勝手に想像する所では、無口でそつとしておいて貰ひたい男が、誰でもが多かれ少なかれ感じてはゐても余りに底深い、流れだとして殆んど全く触れないで過ぎる態の非情を、人目にも立たず浚渫してゐるといつた風の心得であらうと思ふ。
— 中原中也 『詩集 浚渫船』 青空文庫
(茲で一寸断つて置くが、ホンの少しの事が分ると、分つたことが当人にとつて余りに珍しいので却つて書けるといつたあの生々しい文学青年をも「書いてゐる奴」の中に入れて話してゐるのではない。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
文学といふものが、凡そ文字を知つてゐれば、誰にも読むことが出来るといふことからして、余りに文士志望者が容易に生じるといつた現状だが、文学を仕事とするからには、※ルレーヌの言葉を以てすれば、「自分の通り道にあつたものだけを読むだけ」の努力では何にもならぬ。
— 中原中也 『撫でられた象』 青空文庫
古来自然を友とすることが多かつた我が国人は、感傷の綱の海を漕ぎゆくには余りに清廉であり、されば比較的清廉でなかつた人が用に与つて来たかも知れませぬ。
— 中原中也 『我邦感傷主義寸感』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日余りにについて考えている。
余りにという言葉は日本語で重要だ。
彼は余りにの意味を理解している。
この文には余りにが含まれている。