戦状
せんじょう
名詞
標準
文例 · 用例
佐助はひらりと体をかわしながら、「やや、おびただしき松明の雨を降らしたとは、何の合図か挑戦状か。
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
)作戦にも腰を抜かしたが、やはり衝撃のポイントは、読売巨人軍が『球技の王者』の座をかけてオール・ブラックスに、あるいは戸部三丁目ゲートボール愛好会に挑戦状を叩き付けるがごとき発想の跳び方にあった。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
風間九十郎の挑戦状の中に、|来たれ、列柱を震い動かさん――とあったのを。
— 小栗虫太郎 『オフェリヤ殺し』 青空文庫
昨九日向地より戦状申越、只今青森表より申来。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
黒手組の脅迫状を受けたやうに、悪魔からの挑戦状を受けたやうに、瑠璃子の心は打たれた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
甲越二将が、手切れとなったのは、天文二十二年で、爾来二十六年間の交戦状態に於て、川中島に於ける交戦は数回あったが、其の主なるものは、弘治元年七月十九日|犀川河畔の戦闘と永禄四年九月十日の川中島合戦との二回だけである。
— 菊池寛 『川中島合戦』 青空文庫
まだ、ハッキリ交戦状態でないのだから、威圧的に関門を突破して京都へ入るつもりであったのかも知れない。
— 菊池寛 『鳥羽伏見の戦』 青空文庫
黒手組の脅迫状を受けたように、悪魔からの挑戦状を受けたように、瑠璃子の心は打たれた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫