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太り肉

ふとりじし
名詞-の形容詞名詞
1
標準
corpulent
文例 · 用例
「鯵かしらん」 すると、畳敷の方の柱の根に横坐りにして見ていた内儀さん――ともよの母親――が、は は は は と太り肉を揺って「みんなおとッつあんに一ぱい喰った」と笑った。
岡本かの子 青空文庫
裾短かで袖は肱より少い、糊気のある、ちゃんちゃんを着て、胸のあたりで紐で結えたが、一ツ身のものを着たように出ッ腹の太り肉、太鼓を張ったくらいに、すべすべとふくれてしかも出臍という奴、南瓜の蔕ほどな異形な者を片手でいじくりながら幽霊の手つきで、片手を宙にぶらり。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
「おや、見つけた、見つけた、こんな処に居なさったか、おかやちゃん」 斯う云いながら、色の白い太り肉の体を其処へ表わしたのは、かやの婆やのお常である。
岡本かの子 かやの生立 青空文庫
その舌は、婆やの太り肉に似合わない薄く、へなへなとして居るのでかやはそれを見るのがいつも不気味だった。
岡本かの子 かやの生立 青空文庫
裾短かで袖は肱より少い、糊気のある、ちやん/\を着て、胸のあたりで紐で結へたが、一ツ身のものを着たやうに出ツ腹の太り肉、太鼓を張つたくらゐに、すべ/\とふくれて然も出臍といふ奴、南瓜の蔕ほどな異形な者を、片手でいぢくりながら幽霊のつきで、片手を宙にぶらり。
泉鏡太郎 高野聖 青空文庫
太り肉で、食べ物のよさを物語るようにたいへん色つやがよろしく、うち見たところいかにも艶に色っぽいのです。
青眉の女 右門捕物帖 青空文庫
たといその種のごく食べ物がよろしい太り肉の若いお後室さまが、いかにりりしく美しい筋肉の引き締まった若い侍をお好物であったにしても、そういうことが神代ながらの因果な約束であったにしても、わが道心堅固なるむっつり右門においては、そんな心で彼女に向かい目もとの微笑をほころばしたのではなかったからです。
青眉の女 右門捕物帖 青空文庫
ふとそこを青いパラソルをさした太り肉の丈の高い女が行き過ぎる。
十一谷義三郎 静物 青空文庫
作例 · 標準
彼は昔からの太り肉で、ちょっと動いただけで滝のように汗を流している。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
その社長は恰幅の良い太り肉を揺らしながら、豪快な笑い声をあげて部屋に入ってきた。
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幼い頃から太り肉だった彼は、相撲部屋に入門してからめきめきと頭角を現した。
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