縁起が悪い
えんぎがわるい
表現
標準
of bad omen
文例 · 用例
米は例によってさんざん毒づいた結果、客商売に坊主は縁起が悪いと云って戸外へ突出し、下足番に言いつけて叔父の頭へ塩を撒かした。
— 田中貢太郎 『寄席の没落』 青空文庫
森岡家では、「縁起が悪いから、そこの広場へ捨てた」 と云った。
— 田中貢太郎 『室の中を歩く石』 青空文庫
山椒はこの土地では植替えて枯らしでもすると縁起が悪いと言う慣わしで、移さずそのまゝにして劇場は建てられました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
読者は新年の初刊を看てここに至る時、縁起が悪いと云うかも知れない。
— 森鴎外 『鴎外漁史とは誰ぞ』 青空文庫
殊にその時代の人々は、そんなことを忌み嫌うの念が強かったので、縁起が悪いとみな思った。
— 岡本綺堂 『経帷子の秘密』 青空文庫
何かねえ、小鳥の事か、木の実の話でもッておっしゃるけれど、どういっていいのか分らず、栗がおッこちるたって、私ゃ縁起が悪いもの。
— 泉鏡花 『誓之巻』 青空文庫
ワラの好きなサム・クックは、撃ち殺されたから縁起が悪いというので、これもアウト。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
姉はふだんから其の脇指のことを気にしていまして、吉良の脇指なんぞは縁起が悪いと云っていましたが、やっぱり虫が知らせたのかも知れません」「刀の祟りということは、昔からよく云いますが、吉良の脇指なども良くないのでしょうね」と、直七は仔細らしく云った。
— 吉良の脇指 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
「北枕で寝るのは縁起が悪いからって、子供の頃によくおばあちゃんに叱られたよ。」
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大事なプレゼンの日の朝に靴紐が切れるなんて、なんだか縁起が悪いなあ。
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「数字の四は『死』を連想させるから、お見舞いの品には縁起が悪いとされているんだ。」
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黒猫が前を横切ると縁起が悪いなんて、今時信じている人は少ないだろう。
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