早い話が
はやいはなしが
表現副詞
標準
in short
文例 · 用例
例えば早い話が教科書や試験問題には長さ一メートルの物差とか一グラムの分銅とかいう言葉が心配げもなく使ってあるが、実際には決して精密に一メートルとか一グラムとかいう量に出逢う機会は皆無と云ってよい。
— 寺田寅彦 『物理学実験の教授について』 青空文庫
早い話が、平生地震の研究に関係している人間の目から見ると、日本の国土全体が一つのつり橋の上にかかっているようなもので、しかも、そのつり橋の鋼索があすにも断たれるかもしれないというかなりな可能性を前に控えているような気がしないわけには行かない。
— 寺田寅彦 『災難雑考』 青空文庫
早い話がむやみに人殺しをすれば後には自分も大概は間違いなく処刑されるということはずいぶん昔からよくだれにも知られているにかかわらず、いつになっても、自分では死にたくない人で人殺しをするものの種が尽きない。
— 寺田寅彦 『災難雑考』 青空文庫
『イヤこれは驚いた、そんなら早い話がお絹さんお常さんどちらでもよい、吉さんのところへ押しかけるとしたらどんな者だろう』と、神主の忰の若旦那と言わるるだけに無遠慮なる言い草、お絹は何と聞きしか『そんならわたしが押しかけて行こうか、吉さんいけないかね。
— 国木田独歩 『置土産』 青空文庫
そうだろう、早い話がそうじゃ無えか。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
それともに、な、国手、お前んの生命を掻払いさえすりゃ、お孝との捩が戻って、早い話が旧々通り言うことを肯いて、女が自由になる見込さえあればですだ、それこそ、お前んが国手でも、神でも、仏でも、容赦する気は微塵も無いだ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
早い話が牡丹の花片のひたしもの、芍薬の酢味噌あえ。
— 泉鏡花 『半島一奇抄』 青空文庫
だがさ、早い話が、お前は大事な着物を虫干にして樟腦まで入れて藏ツて置くだらう。
— 三島霜川 『青い顏』 青空文庫
作例 · 標準
「席は早いもの順で決まるから、早く並びましょう。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
このイベントは、早いもの順で特典がもらえるらしいよ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「チケットは早いもの順だから、すぐに売り切れるよ。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite