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高士

こうし
名詞
1
標準
man of noble character
文例 · 用例
しかしまた俗流の毀誉を超越して所信を断行している高士の顔も涼しかりそうである。
寺田寅彦 涼味数題 青空文庫
「私は、君を、風流な高士だとばかり思つてゐたが、いや、これは案外だ。
太宰治 清貧譚 青空文庫
幽人高士のあまりに少い今の乱脈さは、その気品の低く、香気の薄く、守ることの浅い不見識は、あの市井無頼の徒たりとも口にすることを恥ずる暴言と態度の賤鄙と(いや、それよりも下俗な覆面の残虐と私情の悪罵と)あの卑劣とは何事であろう。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
夫れ自然は人を同化、彼輩果して高士の心を得たりや否や。
長塚節 草津行 青空文庫
翁は福岡の誇りとするに足る隠れたる偉人高士であったと断言しても、決して過当でない事が、茲に於て首肯されるであろう。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
「僕は、君は風流の高士で、能く貧に安んずる人と思ってたが、今そんなことを言うのは、風流をもってあきないとするもので、菊を辱めるというものだね」 すると陶は笑って言った。
田中貢太郎 黄英 青空文庫
『竹林高士』といつた古淡無慾な主人公を、竹林の下に静坐させるといつた、東洋的雰囲気は、一見無感情にみえながら、東洋独特の悲劇的なテイマなのである。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
こゝに隱棲したる高士也。
大町桂月 妙義山の五日 青空文庫
作例 · 標準
彼は名利を追わず山中に隠れ住む高士として、人々から尊敬を集めていた。
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その高士は、村人の悩みを聞いては適切な助言を与え、導いてやった。
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権力者の誘いを断り、信念を貫く彼の姿はまさに孤高の高士であった。
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