通音
つういん
名詞
標準
文例 · 用例
若し概念の樣な抽象物ではなく、直觀的に世界を表出する爲め、音樂を普通言語と云ふなら、同じ理由を以つて、表象的言語を普通音樂だと云へる。
— 岩野泡鳴 『神秘的半獸主義』 青空文庫
まづ普通音便と称するものからはじめる。
— 折口信夫 『熟語構成法から観察した語根論の断簡』 青空文庫
ムとモの通音なることはムクゲ、モクゲ(木槿)、ムグッチョ、モグッチョ(カイツムリ)、ムクムク、モクモク(形容詞)などの例に依りて知られ、ウとムにも亦ムマ、ウマ(馬)、ムメ、ウメ(梅)、ムナギ、ウナギ(鰻)、ムベ、ウベ(トキハアケビ)などの例がある。
— 木暮理太郎 『マル及ムレについて』 青空文庫
何も見えず、何も光らず、何も交通音がない。
— THE FOUR DAYS' NIGHT 『四日闇夜』 青空文庫
出雲国飯石郡では今もこれが通音である。
— 柳宗悦 『蓑のこと』 青空文庫
「にの」は「みの」の通音である。
— 柳宗悦 『蓑のこと』 青空文庫