協同
きょうどう
名詞
標準
文例 · 用例
実は先日、僕の住んで居る鳴滝村のホン屋連中が数名協同してシナリオを一本書き上げた時の事です。
— 山中貞雄 『五題』 青空文庫
まして、危惧を懐いていた異種の金魚と金魚が、復一のエゴイスチックの目的のために、協同して生を取り出してくれるということは、復一にはどんなに感謝しても足りない気がした。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
農作の改善、副業の奨励、作業の協同等を当時の村民に早く勧めていた。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
頭でいけなければ胸で、胸でいけなければ腹で、腹でいけなければ手足で、そして全体として、完全な協同作業が取れています。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
金相学者と界面化学者との協同によってこの方面の研究を進める事ができれば存外有益な効果をあげる事ができそうに思われるのである。
— 寺田寅彦 『鐘に釁る』 青空文庫
協同した暴力の前には知恵などはなんの役にも立たないことは人間の歴史が眼前に証明している。
— 寺田寅彦 『映画雑感(3)』 青空文庫
スタンフォード大学で教えていたフレデリック・ターマンは、優秀な卒業生を起業家として育て、産学協同の核として大学の周辺に配しておきたいと考えた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
四人は順吉に對して漠然たる對立意識を感じ、暗默のうちに協同してゐた。
— 島木健作 『第一義の道』 青空文庫