露国
ろこく
名詞
標準
Russia
文例 · 用例
東郷提督の命令一下で、露国のバルチック艦隊を一挙に撃滅なさるための、大激戦の最中だったのでございます。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
当時の露国海軍のブルータルな勢力の圧迫が若い頭に何かしら強い印銘を与えていたかもしれない。
— 寺田寅彦 『二つの正月』 青空文庫
日本映画人がかつてソビエト露国から俳諧的モンタージュの逆輸入を企て一時それに熱中したのはすでに周知の事実なのである。
— 寺田寅彦 『映画雑感(※)』 青空文庫
(明治四十年十一月十二日『東京朝日新聞』) 三十七 ロシアの蟻 露国のカザン大学は古来有名な科学者の出た処である。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
著者の調べただけでも露国全体に産する蟻の種類が三千五百もあるとの事である。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
露国政府が純粋な科学の方面にも冷淡でない一つの例として御紹介するのである。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
米良は緑の窓硝子を透いて地平線の彼方、数理的な朝の太陽に銅鑼湾の火薬庫の壁が傾いて見えるなかを、露国飛行家の操縦するらしい単葉機が空中に水のような光を発して広東の方角に引返して行くのを見た。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
しかし、明治三十六年十月八日、露国の満洲撤兵第三期となった時、戦争はもはや到底避けられないことが明かになるや、黒岩涙香は主戦論に一変した。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
作例 · 標準
彼は大学で露国文学を専攻し、特にドストエフスキーの研究に打ち込んだ。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
かつて江戸時代の日本では、ロシアのことを「露国」と呼んでいた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
地図の上で、かつて自国と露国との間に引かれていた国境線を指でなぞった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro