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通り掛かり

とおりがかり
名詞
1
標準
文例 · 用例
或る時H氏と二人で道を通り掛かりに一寸マリヤンの家に寄つたことがある。
――ミクロネシヤ巡島記抄―― 環礁 青空文庫
或る時H氏と二人で道を通り掛かりにちょっとマリヤンの家に寄ったことがある。
――ミクロネシヤ巡島記抄―― 環礁 青空文庫
しかるところ、黄色の衣を着、黄牛に車を牽かせて乗り、従者ことごとく黄色な人が通り掛かり、小児を見るとすなわち穀賊何故ここに坐し居るかと問うた。
羊に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
本人は彼屋内にて叫声の起りたる時町を通り掛かりしものなり。
THE MURDERS IN THE RUE MORGUE 病院横町の殺人犯 青空文庫
通り掛かりの参詣仲間の人たちが、ふと目を附け、これは異だ、妙だといってる中に、何んとなく好奇心にそそられて、その赤蜻蛉のを私に一本、その蝶々のを私に二本というように、つい興がって買う気になるのです。
蘆の葉のおもちゃのはなし 幕末維新懐古談 青空文庫
通り掛かりに梟の巣の中を覗いて見たら、大きな目玉をしていたよ。
FAUST. EINE TRAGODIE ファウスト 青空文庫
現に、私が通り掛りに沼の汀の祠をさして、(あれは何樣の社でせう。
泉鏡太郎 人魚の祠 青空文庫
種吉の留守には、お辰が天婦羅を揚げたが、お辰は存分に材料を節約したから、祭の日通り掛りに見て、種吉は肩身の狭い想いをし、鎧の下を汗が走った。
織田作之助 わが町 青空文庫