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実力以上

じつりょくいじょう
表現副詞名詞-の形容詞
1
標準
beyond oneself
文例 · 用例
ものが実力以上に出来過ぎたとき、さあ、この期を外さず人に見せて喝采を博したい。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
実力以上の長考であったが、結局豹一が負けて、涙を流した。
織田作之助 青空文庫
実力以上の長考をしたが、ハメ手に掛って負けた。
織田作之助 青空文庫
そしてその主脳者は、相当に自分の実力以上に無理な仕事をして主脳的位置に立つてゐる。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
従って、実力以上の負担を負うのは気の毒ながら何とかして町との均衡を保つために一つ私の考える事、持論があります。
宮本百合子 日記・書簡 青空文庫
人間が実力以上の活動を希えるのはその時の自然によらねばならぬ。
横光利一 欧洲紀行 青空文庫
そのために、徴用工の採用にしろ、挺身隊の採用にしろ、工場の実力以上の人員を受取って、寮のあらゆる不備な条件、職場そのものにおける労働の条件の不備、だらけた集団生活から起る道徳的な頽廃は時が経つうちに動員された人々の精神に見遁せない悪影響を及ぼして行ったのであった。
宮本百合子 私たちの建設 青空文庫
それでも『婦人は実力以上に買われる』という余徳あるが為で御座いましょう。
若杉鳥子 職業の苦痛 青空文庫