独禅
どくぜん
名詞
標準
文例 · 用例
―― いつのまにか、渠は、仙臺の耶蘇教學校にある時、松島へ行つて度々|獨禪をしたことや、中學教師をしてゐる時、毎土曜日から日曜日にかけて比叡山へ登り、いろんな經文を調べたことなどを思ひ出してゐた。
— 毒藥を飮む女 『泡鳴五部作』 青空文庫
僕がはじめて直觀といふことに思ひ付いた當座、松島の大仰寺へ登つて獨禪を試みたことがあるが、ずツと跡になつてから、人の云ふ坐禪はどう云ふ工合のものかを知りたいと思つて、江州の紅葉の名所、永源寺を訪ふて、同派の管長、今は故人となつた某氏に會つて見た。
— 岩野泡鳴 『神秘的半獸主義』 青空文庫