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諂媚

てんび
名詞
1
標準
currying favor
文例 · 用例
こんなうなぎをつかんだといって、両方の手の指で、てんびんぼうほどの太さをして見せるので、ほんとうかと思っていってみると、筆ぐらいのめそきんが、井戸ばたの黒いかめの底にしずんでいるというふうである。
新美南吉 久助君の話 青空文庫
三角のすげ笠をかぶつた安南の百姓女が、てんびんをかついでトラックに道をゆづるのもゐた。
林芙美子 浮雲 青空文庫
チビ公は肩のてんびん棒にぶらさげた両方のおけをくるりとまわした。
佐藤紅緑 ああ玉杯に花うけて 青空文庫
「こらッ」 生蕃の手がてんびん棒にかかった、とこのとき電柱の陰から声が聞こえた。
佐藤紅緑 ああ玉杯に花うけて 青空文庫
生まれてはじめててんびん棒をかついだので母はがっかりつかれて、肩を冷水で冷やしていた。
佐藤紅緑 ああ玉杯に花うけて 青空文庫
「やあやあ勇敢勇敢」と森君は喝采した、千三は球が石のどぶ端を伝って泥の中へ落ちこもうとするやつをやっとおさえようとした、てんびん棒が土塀にがたんとつきあたったと思うとかれははねかえされて豆腐おけもろとも尻餅をついた。
佐藤紅緑 ああ玉杯に花うけて 青空文庫
「はいれ」と先生はてんびんをおろしてからいった。
佐藤紅緑 ああ玉杯に花うけて 青空文庫
すぐ石垣の急な段々を一段一段用心ぶかく下りながら、鉢巻をした爺さんが、発動汽船の油の罐をてんびん棒でになって、小舟へつみこんでいる。
一九四一年(昭和十六年) 日記 青空文庫
作例 · 標準
彼は上司への諂媚が非常に巧みで、すぐに気に入られた。
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諂媚を繰り返すことでしか出世できないような会社では働きたくない。
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彼の笑顔の裏には、何かを期待する諂媚の感情が見え隠れしていた。
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