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来科

らいか
名詞
1
標準
文例 · 用例
そんな理屈はどうでもよいとして、こうまでも「流行」という、えたいの知れぬ人工的非科学的な因子が、送風器械としては本来科学的であるべき器具の設計に影響を及ぼすものかと驚かれるくらいである。
寺田寅彦 錯覚数題 青空文庫
文芸は、将来科学的文芸の方向へ進むより他に途はないのである。
直木三十五 大衆文芸作法 青空文庫
一つは嵩じていく母の迷信への反感も手伝い、また一つは元来科学主義の信奉者である久慈には、東洋のこの運命学は全く不愉快でたまらなかった。
横光利一 旅愁 青空文庫
自然主義は元来科学的思潮を文学に取り入れて生まれたもので、唯物論的な人生観に立脚して、現実を絶対的なものとなし、あらゆる方法でそれに奉仕しようとする。
豊島与志雄 現代小説展望 青空文庫
来科学は一定単位の実在の組織的反映であった。
戸坂潤 科学論 青空文庫
無論夫でいいのであって、公正でなく主観的で偏頗なものなどは、元来科学ではあり得ない。
戸坂潤 科学論 青空文庫
――古来科学は常識に対立させられて来た。
戸坂潤 科学論 青空文庫
来科学は、或は場合に於ては、夫をどのように容易化しても、夫が科学的である以上、難解であることを免れず、又他の場合に於ては、之を如何に難解化――之が衒学である――しても実は難解になどはなり得ないであろう。
戸坂潤 イデオロギーの論理学 青空文庫