白癩
びゃくらい
名詞
標準
white leprosy
文例 · 用例
マーキュ 白癩、あのやうな變妙來な、異樣に氣取った口吻をしをる奴は斃りをれ、陳奮漢め!
— ROMEO AND JULIET 『ロミオとヂュリエット』 青空文庫
白人というのは白癩であり、古久美というのは黒癩であった。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
聞けば南蛮寺の神父の医方は白癩さえ直すと云うことである。
— 芥川龍之介 『おしの』 青空文庫
ましてその天上皇帝の遺された、摩利信乃法師に笞を当つるものは、命終の時とも申さず、明日が日にも諸天童子の現罰を蒙って、白癩の身となり果てるぞよ。
— 芥川龍之介 『邪宗門』 青空文庫
おかげで井戸の水が腥い血潮に変ったものもございますし、持ち田の稲を一夜の中に蝗が食ってしまったものもございますが、あの白朱社の巫女などは、摩利信乃法師を祈り殺そうとした応報で、一目見るのさえ気味の悪い白癩になってしまったそうでございます。
— 芥川龍之介 『邪宗門』 青空文庫
御承知の通りあの河原には、見苦しい非人小屋が、何軒となく立ち並んで居りますが、今はもうここに多い白癩の乞食たちも、私などが思いもつかない、怪しげな夢をむすびながら、ぐっすり睡入って居るのでございましょう。
— 芥川龍之介 『邪宗門』 青空文庫
その何人とも知れない白癩どもの面が、新に燃え上った芥火の光を浴びて、星月夜も見えないほど、前後左右から頸をのばした気味悪さは、到底この世のものとは思われません。
— 芥川龍之介 『邪宗門』 青空文庫
でございますから河原が遠くなって、ただ、あの芥火の赤く揺めくまわりに、白癩どもが蟻のように集って、何やら怪しげな歌を唄って居りますのが、かすかに耳へはいりました時も、私どもは互の顔さえ見ずに、黙って吐息ばかりつきながら、歩いて行ったものでございます。
— 芥川龍之介 『邪宗門』 青空文庫
作例 · 標準
白癩は、かつて皮膚の色素が失われる病気として知られていた。
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歴史的な文献には、白癩に関する記述が散見される。
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現代では、白癩という病名は使われず、正確な医学的名称が用いられている。
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