無告
むこく
名詞
標準
helpless
文例 · 用例
而モ輦轂ノ下ヲ距ル甚ダ遠カラズシテ数十万無告ノ窮民空シク雨露ノ恩ヲ希フテ昊天ニ号泣スルヲ見ル。
— 田中正造 『直訴状』 青空文庫
去迚國民全體の情に訴るときは、無告を憐れみ孝悌を賞す、誰か之を拒む者あらんや。
— 福沢諭吉 『帝室論』 青空文庫
宿の女中たちは、巫女を呼んで、この女のために口よせを頼み、その非業の魂をやわらげると共に、無告の訴えを幽冥界から聞こうとしました。
— 白骨の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
而モ輦轂ノ下ヲ距ル甚ダ遠カラズシテ、数十万無告ノ窮民、空シク雨露ノ恩ヲ希ウテ昊天ニ号泣スルヲ見ル。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
「その日は、むこくに歩いて、藤沢へ泊って、朝七ツ前に立って、小田原へ行って、先年世話になっていたうちの喜平次を尋ねて行ったが、喜平次も、乞食がさむらいに化けて来たものだから初めは不審した。
— 京の夢おう坂の夢の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
災害で家を失い、彼は無告の身となってしまった。
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孤独な老人は、無告のまま病気が悪化していった。
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無告の人々に手を差し伸べることが、社会の役割だと考える。
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