詐話師
さわし
名詞
標準
con artist
文例 · 用例
橋が、夏とは違ってもっとよそよそしく乾くと、靴より、日本のひより下駄をはいて歩く音の方がふさわしい感じである。
— 岡本かの子 『巴里の秋』 青空文庫
パッシー通りで夫婦|揃って食料品店で働き抜いた五十五、六の男の自然に枯れた声も秋風のなかにふさわしい。
— 岡本かの子 『巴里の秋』 青空文庫
男女が入り乱れて踊るにふさわしい。
— 九鬼周造 『祇園の枝垂桜』 青空文庫
それで彼の一神教的哲学は茫漠たるロシアの単調の原野の民には誠に恰好なものであり、満洲や支那の平野に極めてふさわしいものでなければならない。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
これに反してエトナ、ヴェスヴィオ、ストロンボリ以下多数の火山を有する南欧イタリアの国土には当然にふさわしいシーザーが現われファシズムが生れた。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
今北海の町に来て計らずこのつつましやかな葬礼を見て、人世の夕暮れにふさわしい昔ながらの行事のさびしおりを味わうことが出来たような気がした。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
何となしこの小春日にふさわしい長閑なものの名である。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
」「重大な事柄を話そうとする人にふさわしいように、ゆっくり、そして一語一句をはっきり句切って話す。
— 寺田寅彦 『アインシュタイン』 青空文庫
作例 · 標準
彼は巧みな話術で人々を騙す詐話師だった。
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詐話師の巧妙な手口に、多くの高齢者が被害に遭った。
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あの男は信用できない、きっと詐話師に違いない。
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