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色別

いろべつ
名詞
1
標準
文例 · 用例
こう愛情で心身の撫育を添え労りながら、智子の教え込む色別を三木雄は言葉の上では驚くべき速度で覚えて行った。
岡本かの子 明暗 青空文庫
鞍上にはロス大佐の色別として有名な黒と赤との騎手が乗っていた。
SILVER BLAZE 白銀の失踪 青空文庫
生活の巻東京人の色別け この間の大地震と大火事とは、東京人の非常な多数を東京から追い出した。
夢野久作 街頭から見た新東京の裏面 青空文庫
だが、さすがにこの赤色別荘は、一銭の費用もかゝらないし、喜楽的などころか、毎日々々が鉄の如き規律のもとに過ぎてゆくのだ――然し、それは如何にも俺だちにふさわしいので、面白いと思っている。
小林多喜二 独房 青空文庫
こゝが赤色別荘なら、こゝでやるラジオ体操も従って赤色体操なわけである。
小林多喜二 独房 青空文庫
その一面には大きくフランスの地図が書いてあって、赤化した県とまだそのままの県とを朱と白とで色別けがしてあった。
横光利一 旅愁 青空文庫
今ほどの地獄はまたとないときに、その焔の色も色別せず米を逐う人人の姿は、たしかに人が焔だからだ。
――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 夜の靴 青空文庫
であるから、自然主義の評論を試みるに當ては先づ其中の色別をするといふのが第一歩であるとも言へる。
朝永三十郎 懷疑思潮に付て 青空文庫