大和撫子
やまとなでしこ異読 ヤマトナデシコ
名詞
標準
large pink (Dianthus superbus var. longicalycinus)
文例 · 用例
うつくしいかな、なつかしいかな、大和撫子、常夏の花。
— 山口 『行乞記』 青空文庫
清少納言が、なでしこ、唐のは更なり大和もいとをかしといふた通り、ナデシコは野山に自生多いから大和撫子、石竹は支那から入たゆゑカラナデシコといふ。
— 南方熊楠 『きのふけふの草花』 青空文庫
金源三の歌に「もろこしの唐くれなゐにさきにけり、わが日の本の大和撫子」。
— 南方熊楠 『きのふけふの草花』 青空文庫
遊女亀遊は、横浜の岩亀楼のはしたない遊女でありますが、外国人を客としてとらねばならぬ羽目におちいったとき、大和撫子の気概をみせて、露をだにいとふ大和の女郎花 降るあめりかに袖はぬらさじ という辞世の一首を残して、自害した日本女性の大和魂を示した気概ある女性であります。
— 上村松園 『作画について』 青空文庫
この前の庭には各種類の草花を混ぜて植えるようなことはせずに、美しい色をした撫子ばかりを、唐撫子、大和撫子もことに優秀なのを選んで、低く作った垣に添えて植えてあるのが夕映えに光って見えた。
— 常夏 『源氏物語』 青空文庫
大一番の丸髷に結って肉襦袢姿、それが三百ポンドもある大重錘をさしあげる、大和撫子ならぬ大和|鬼蓮だ。
— 遊魂境 『人外魔境』 青空文庫
愛らしい純大和撫子が蝶々さんのような和服を着かざったり、上海ドレスにきめの細かい雪の肌を包んで、若いアメリカ水兵さんのピンカートンぶりを愛していた。
— 小野佐世男 『エキゾチックな港街』 青空文庫
それミーのじゃろなどと姉さんと云っている、しかし何たる大和撫子でしょう。
— 一九四一年(昭和十六年) 『獄中への手紙』 青空文庫
作例 · 標準
野に咲く大和撫子の花は、日本の秋の風物詩だ。
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大和撫子は、その可憐な姿から多くの歌に詠まれてきた。
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庭に植えた大和撫子が、今年も美しい花を咲かせた。
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標準
woman who displays the feminine virtues of old Japan
作例 · 標準
彼女はまさに「大和撫子」という言葉がぴったりの女性だ。
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「大和撫子」のような奥ゆかしい女性に憧れる男性は多い。
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彼女の立ち居振る舞いは、まさに大和撫子のようだった。
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