民会
みんかい
名詞
標準
文例 · 用例
昔スウェーデン大凶年で饑飢免るべからずと知れた時、国民会議してすべての老人と病人を殺し、せめては少壮者を全く存せんと決したが、国王かかる残虐を行うに忍びず、念のために神慮を伺うた。
— 羊に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
君の国の国民会議派も危いね。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
君、全印国民会議執行委員三百六十名の中、七十六パーセントの二百七十人は現在獄中にいるんだからね。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
この印度人は宝石商こそしているが、実は印度の国民会議派の一人でね。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
五 ディオクレス、自己の法に死す ディオクレス(Diocles)はシラキュースの立法者であるが、当時民会ではしばしば闘争殺傷などの事があったので、彼は兵器を携えて民会に臨むことを厳禁し、これに違う者は死刑に処すべしとの法を立てた。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
或時ディオクレスは敵軍が国境に押寄せて来たという知らせを聞いて、剣を執って起ち、防禦軍を指揮せんがために戦場に赴こうとしたが、偶々途中で民会において内乱を起さんことを議しているという報知を得たので、直ちに引返し、民会に赴いてこれを鎮撫しようとした。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
ディオクレス民会に到り、まさに会衆に向って発言しようとした時、叛民の一人は突然起立して、「見よディオクレスは剣を帯びて民会に臨んだ。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
この至誠殉法の一語は、民会に諭す百万言よりも彼らの叛意を翻すに殊効があったろうと思う。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫