服事
ふくじ
名詞
標準
文例 · 用例
すなわち被征服者の中の知識者が、征服者の階級に仲間入りをして、その征服事業に協力することとなる。
— 大杉栄 『征服の事実』 青空文庫
今や近代社会の征服事実は、ほとんどその絶頂に達した。
— 大杉栄 『生の拡充』 青空文庫
本当に深く人生を考えて見れば、今の社会に着物一つを問題にしてもやはり決して不可能ではない未来の一つの絵図として本当に糸を紡いで織ったり染めたりしている紡績の労働組合が強くなって勤労者全員のための衣料について積極的に作用するようになったら、衣服事情は今日では信じられないほど大きい変化をみるだろう。
— ――誰がために―― 『衣服と婦人の生活』 青空文庫
私はそんな気で申したのではありませんでしたが、この船中の洋服事件が生まれて始めての夫婦喧嘩でした。
— 三浦環 『お蝶夫人』 青空文庫
事大とは『左傳』の大不字小、小不事大(哀公七年)や、『孟子』の以小事大者畏天者也、畏天者保其國(梁惠王下)から出た文句であるが、朝鮮人は昔から、尠くとも高麗時代から、大國の支那に服事するを以て天則を奉ずるものと心得て居つたのである。
— 桑原隲藏 『東洋史上より觀たる明治時代の發展』 青空文庫
軍服事件だの何々事件の連中も、私は知らない、あの人があの倉庫にあると云った、だから有るものと信じた、と云う。
— 坂口安吾 『現代の詐術』 青空文庫
が征服事業は依然として続けられている。
— 日本の悲劇 『鎖国』 青空文庫
この征服事業の発端をなしたのはコロンブスの西への航海である。
— 日本の悲劇 『鎖国』 青空文庫