現界
げんかい
名詞
標準
文例 · 用例
さらに一歩を進めて、この鼻なるものは断じてそんな表現界の死物ではない。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
下段右側には動的表現界の代表者、犢、犬、猫、鷹、甲虫、鰐、紅鶴等の神々が列座し、左側には静的表現界の代表者、月、星、山、川、木、草、石等の神々が居流れております。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
「被告ダメス王の鼻は、王の顔面の静的動的両表現界の中央に位し、王の存命中傲然として何等の動的表現をなさむ。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
問…被告ダメス王の鼻よ、汝は汝自身に静的と動的の両表現界のいずれに属するものと信ずるや。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
答…予は両表現界の代表者なり。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
問…汝の知り且つ代表せる範囲とは、王自身の有意識界、無意識界、動的表現界、静的表現界のすべてを意味するか。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
権威と使命 ――鼻の動的表現(七) 検事の役目を承わった動的表現界の代表者、犢の神は鼻息荒く立ち上って、劈頭左の如く論じ出しました。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
動的表現界に於ける詐欺行為者と認める訳には参りませぬ。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫