惚れ惚れ
ほれぼれ異読 ほれほれ
副詞副詞-と動詞-サ変頻度ランク #36585 · 青空 60 例
標準
fondly
文例 · 用例
彼にとつて印象といふものは、或ひは現識といふものは、勘考さるべきものでも翫味さるべきものでもない、そんなことをしてはゐられない程、現識は現識のまゝで、惚れ惚れとさせるものであつたのです。
— 中原中也 『宮沢賢治の詩』 青空文庫
諸君がもし一個の林檎に如何にも惚れ惚れとしたら、それを描きたくなるであらう。
— 中原中也 『詩壇への願ひ』 青空文庫
で、団九郎、女の見て居る前で、断然男ッ振りを上げて、 おしまは、愈々、此の日本一の先生が好きになったと言った顔で、頼もしそうに団九郎の顔を惚れ惚れと見上げました。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
奥の三面鏡にはたえまなく綺羅を着かざったブルジョワ婦人が、三面鏡があたえる美化された三つの姿態に惚れ惚れと見ほれてしまった。
— 吉行エイスケ 『女百貨店』 青空文庫
贋鼎だって、最初真鼎の持主の凝菴が歎服した位のものではあり、まして真鼎を目にしたことはない九如であるから、贋物と悟ろうようはない、すっかりその高雅妙巧の威に撲たれて終って、堪らない佳い物だと思い込んで惚れ惚れした。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
「いい体格だね、」と私は惚れ惚れしてそれを飽かず見入るのであつた。
— 平出修 『二黒の巳』 青空文庫
その姿を、その顔を、宮子は改めて「素敵だわ」 と、惚れ惚れみながら、にこっと笑って、「――昨日はどうも」 坐ったまま、頭を下げた。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
しかしまた惚れ惚れとするような因果応報の世の中でもあると思った。
— ――二つの連作―― 『春』 青空文庫
作例 · 標準
彼の見事なプレーに、「惚れ惚れ」とした。
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夕焼けの美しさに、「惚れ惚れ」として立ち止まってしまった。
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熟練した職人の技に、「惚れ惚れ」するほど見入ってしまった。
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