海馬
とど異読 トド
名詞頻度ランク #30490 · 青空 65 例
標準
Steller sea lion (Eumetopias jubatus)
文例 · 用例
百分の一近辺のものは猩々、鹿、猫など、それから下って百分の一より千分の一の間にあるのが麒麟、象、羚羊、獅子、袋鼠、鷲、白鳥、雉、鼠、蛙、鯉など、なお一層下って千分の一より一万分の一の間には海馬、鯨、鰐、海鰻、章魚などがひかえている。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
たとえば流氷のようなものでも舷側で押しくずされるぐあいや、海馬が穴から顔をだす様子などから、その氷塊の堅さや重さや厚さなどが、ほとんど感覚的に直観される。
— 寺田寅彦 『映画雑感(1)』 青空文庫
安産のまじないに要るとか言って、子安貝、海馬、松茸の石づき、何の事やら、わけのわからぬものを四方八方に使いを走らせて取寄せ、つくづく金持の大袈裟な騒ぎ方にあいそがつきました。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
瀧のほとりには、喇叭吹くトリイトンの神二人海馬を馭したり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
その時王の使|喚いて彼を海へ追い込み、牝馬を伴れ帰って介抱すれば、海馬生まると(一八一四年版ラングレー仏訳『シンドバード航海記』一二頁)。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
これらをすべて攷うると、最初牧馬と野馬と判然分立せざる時、もしくは牧馬がしばしば逃れて野生に復った時、湖中の島や遠く水を隔たった地などに自活しいたが、時に水を渡って牧馬に通い、生まるるところの駒が著しく良かったのを、海※、海馬、竜駒などいったのだろう。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
海馬、和名はタツノオトシゴまた竜の駒、蛟の子など呼び、その頭馬に酷だ似、左右の眼カメレオン同前別々に動く。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
昔人この事に気付いたものか、和漢とも雌雄の海馬を握れば安産すといい、その母愛さるればその子抱かるてふ理屈に拠ってか、予の宅前に棲む人はこれを夫婦敬愛の守りとしている。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避
海馬(かいば、うみうま、とど、あしか、ハイマ) 海馬 - 実在または架空の動物の異称。 (かいば、うみうま)タツノオトシゴのこと。 (かいば)セイウチのこと。 (かいば、とど)トドのこと。 (あしか)アシカ科(アシカ、オットセイ、トド等を含み、アザラシやセイウチ等を含まない)の動物の総称。または、アシカのこと。 (かいば)ジュゴンの誤称。 (かいば)ヒッポカムポス - ギリシア神話に登場する半馬半魚の架空の生物。 海馬 (脳)(かいば) - 脳の部位。タツノオトシゴに似た形なのでこのように呼ばれる。短期記憶を司る。海馬体も参照。 地名 海驢島(とどじま、とどしま) - 北海道礼文郡礼文町に属す島。海馬島とも表記される。 海馬島 (猿払村)(とどじま、とどしま) - 北海道宗谷郡猿払村に属す島。 海馬島 (樺太)(かいばとう、とどじま)- 樺太(サハリン島)の南西に位置する島。 海馬島 (歯舞群島)(かいばじま、とどじま) - 歯舞群島に含まれる島。 海馬村(かいばむら) - かつて日本の領有下の樺太に存在した村。 日本人の姓の一つ。現在宮城県に多く東松島市に特に多い。 一汽海馬汽車(Haima/ハイマ) - 中国の自動車メーカー。前身企業の海南(ハイナン)汽車と、海南に技術指導していたマツダ(馬自達)の頭字語である。
出典: 海馬 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0