巴豆
はず異読 ハズ
名詞頻度ランク #457 · 青空 2 例
標準
purging croton (Croton tiglium)
文例 · 用例
即ち、巴豆の細末と大黄の一両宛に鍋臍灰を混じて、是を白馬の尿と、さうして、未だ地上の何物にも触れぬ前の天の雨水を層雲の彼方で受けた無根水とをもつて練り固めるので御坐います。
— 牧野信一 『毒気』 青空文庫
恐らく、人が、思はず云ひ過ぎをしてしまふやうに、自殺も、思はずしてしまふやうなものに相違ない。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
第一、事々に、真実と虚飾とを篩ひ分ける感情基底を失はずしてあることが既に問題なのである。
— 中原中也 『感情喪失時代』 青空文庫
そこで思はず、Aのカマに掛かり、ニツコリしたり、或は、急に不慣れな問題が跳出したので、表情が激変したりする。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
高等学校の文芸部か何かで我鬼大将になれた、といふやうなことが彼等の運の始まりで、適度にでしやばりで、適度に野暮ッたいといふ彼等のえてして持つてゐる性質が、偏狭で、自信のない文壇といふ小主観国にどうかしたはずみには顔を出すといふ運びとなるのである。
— 中原中也 『非文学的文士』 青空文庫
かういふ風なら時代の如何を問はず運命を開拓してゆくのであらうと思つた。
— 中原中也 『三等車の中(スケッチ)』 青空文庫
さういへば、ニコニコの底に、なんだかひどく悲しさうな色があつたのだが、また、何か云ひたげで遂に云はずじまひであつたが、人の悪口を云つてはならぬものとばかりに、相変らずの気持であつたのだらうと、幾分不憫でもあつた。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
――あゝあたしお邪魔してゐた、構はずお書きなさいな。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
作例 · 標準
古代の医学書には、巴豆の強い薬効について記されている。
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巴豆は毒性が強いため、専門知識なしに扱うのは危険だ。
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彼は研究室で、巴豆の成分分析を行っていた。
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