発意
はつい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
idea
文例 · 用例
「闕腋」ket-eki→ketteki「発意」fot-i→fotti「八音」fat-in→fattinカ行サ行タ行音の前では促音となる。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
ただし少数の特別の語の読み方として今までも痕跡を存している(「新発意」「闕腋」など)。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
その前に香華を手向けて礼拝を遂げた老僧と新発意二人。
— 夢野久作 『名娼満月』 青空文庫
新発意の一人は俗名銀之丞こと友銀、今一人は千六こと友雲であった。
— 夢野久作 『名娼満月』 青空文庫
むしろ一家を借り受けて二、三十人の壮士を一団となし置くこそ上策なれとの説も出でしが、かくては警察の目を免れ得じとて、妾の発意にて山本憲氏に議り、同氏の塾生として一家を借り受け、これをば梅清処塾の分室と称しぬ。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
可哀そうなのは俊乗で、縛られ地蔵のことも本人の発意では無し、いわば師匠のわたくしを救うが為に、こんな難儀をして居るのでござります。
— 地蔵は踊る 『半七捕物帳』 青空文庫
しかし細かにこの男の心中に立ち入ってみると、自分の発意で殉死しなくてはならぬという心持ちのかたわら、人が自分を殉死するはずのものだと思っているに違いないから、自分は殉死を余儀なくせられていると、人にすがって死の方向へ進んでいくような心持ちが、ほとんど同じ強さに存在していた。
— 森鴎外 『阿部一族』 青空文庫
今度は君が発意する。
— 有島武郎 『生まれいずる悩み』 青空文庫
作例 · 標準
彼の発意により、このイベントは実現することになった。
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新しいビジネスモデルの基となる発意は、ある日突然、彼の頭に浮かんだ。
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「その発意、ぜひ具体化させてみよう!」と部長が言った。
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