がせ
がせ異読 ガセ
名詞
標準
fake
文例 · 用例
ああ、いづこぞ夢の序樂のぽろねえず、會社は河岸に涙をひたし、花店の飾窓つゆにぬれたり、しばしまたつりがね鳴らむ、あさまだきにほふ葉影に、しろじろとかざし泳がせ、この列をなす少女らあゆむ。
— 萩原朔太郎 『若き尼たちの歩む路』 青空文庫
いゝえ、私がせめてもの気晴らしに、嫌な湯槽の中をさへ慕つて来たから思ふことなのであらう。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
それから座敷へ上ると、妻が洋服をぬがせて和服に着かえさせてくれる。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
「先生々々、」と医者の居間の敷居の前に膝を突いた看護婦がせき込んで云つた。
— 中原中也 『医者と赤ン坊』 青空文庫
」と母は父の汗づくになつた診断衣を脱がせながら言つた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
「兄さんがせんなら僕もせーん。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
浅草へ行く積りであったがせっかく根岸で味おうた清閑の情を軽業の太鼓|御賽銭の音に汚すが厭になったから山下まで来ると急いで鉄道馬車に飛乗って京橋まで窮屈な目にあって、向うに坐った金縁眼鏡隣に坐った禿頭の行商と欠伸の掛け合いで帰って来たら大通りの時計台が六時を打った。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
御殿場にて乗客更に増したる窮屈さ、こうなれば日の照らぬがせめてもの仕合せなり。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
作例 · 標準
「あの二人が付き合ってるって本当?」「いや、それ完全にがせだよ。本人たちが笑ってた。」
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼はいかにも本当らしくがせを語るので、初めて会う人は大概騙されてしまう。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
SNSで拡散されたその衝撃的なニュースは、数時間後にがせだと判明した。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
出所不明の情報を信じ込んではいけない。がせである可能性を常に疑うべきだ。
幻辭AI · gemini-2.5-pro