同色
どうしょく
名詞名詞-の形容詞
標準
same color
文例 · 用例
それでもしかりにアジア大陸のある地点からある種の分子が四方に拡散したとすれば、その系統あるいは同色の言語要素の密度は多少同心円形分布の形跡を生じてもよいわけである。
— 寺田寅彦 『比較言語学における統計的研究法の可能性について』 青空文庫
素破やと一同色めいて、何れも持ったる武器を把直した。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
去るに臨んで生徒を講堂に集めて旧思想打破の大演説をやつて職員一同色を失つたといふたよりも聞いた。
— 寺田寅彦 『蓑田先生』 青空文庫
前に述べた川村竹治などはまるで較べ物にならぬ、その後プリニウスを読むと八巻三十五章に蛇が土と同色でその形を隠す事は一汎に知らる、九巻四八章に章魚居処に随って色を変ずとあった。
— 兎に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
蛇咬を療ずる呪を心得た術士は蛇と同色の物を食わず産蓐と経行中の女人に触れると呪が利かなくなる。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
暖かくいつくしみて花を咲かす春の光、燃え焦がし爛らす夏の輝き、寂寥と悲哀とを抱き脱がれて汚れを濯ぐ秋の照り、萬物を同色に化す冬の明り、彼の眼は太陽だつた。
— 富岡誠 『杉よ! 眼の男よ!』 青空文庫
しかも、男雛ばかりか、女雛もそろっているうえに、そのまた男雛が、名人のこわきにしてきた問題のまがい雛と、形も同じ、塗りも同じ、着付けの京|金襴の色までがまったく同様同形同色でしたから、名人のことばがさらにさえました。
— 因縁の女夫雛 『右門捕物帖』 青空文庫
服装は薄茶の厚手な背広に、同色のゴルフパンツをはき、靴下も竪縞の同色で、ひどく瀟洒としたものだ。
— 横光利一 『欧洲紀行』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は同色のバッグと靴で、完璧なコーディネートをしていた。
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背景と同色の文字は、非常に読みづらい。
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複数の線を同色で描くと、見分けがつかなくなる。
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