慰み者
なぐさみもの
名詞
標準
(person treated as a) plaything
文例 · 用例
女 そんなにあたしを慰み者にしてるんだもの、あたし考へるわ。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
陸上生活者がそれらを時には食用として、時には慰み者の道化として用いていたのだが、類人猿および人類の遠い先駆けであることが明白だった。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『狂気の山脈にて』 青空文庫
いいか、あの人に、こう言ってくれ、レヤチーズの妹を、なぐさみものにしたならば、どいつこいつの容赦は無い、どのようなお身分の方であっても生かして置けぬと、レヤチーズが鬼神に誓って言っていました、とそう伝えてくれ。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
いまのあなたのお話で、とにかく、オフィリヤを一時のなぐさみものになさるおつもりでは、無かったという事だけは、わかりました。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
王様が黒人の力士を養って、退屈な時のなぐさみものにしているような図と甚だ似ていた。
— 太宰治 『花火』 青空文庫
そして変人らしい徴候がまして、クラスの子供たちは仲間はずれにしたり、からかったりして、なぐさみものにしだした。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
私は妻の身体と精神とをあらゆる方法を以てなぐさみものにし、玩弄物としました。
— 浜尾四郎 『悪魔の弟子』 青空文庫
なぜなら彼は、一方で千代さんと恋をして情を通じていながら、他方で私を彼のなぐさみものとしようとしたからだ。
— ――獄中手記―― 『何が私をこうさせたか』 青空文庫
作例 · 標準
彼は裕福な人々にとって、ただの慰み者として扱われた。
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その女性は、男性の都合の良い慰み者にされることを拒んだ。
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権力者の気まぐれな慰み者に過ぎない日々から抜け出したかった。
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