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鼓笛

こてき
名詞
1
標準
drum and fife
文例 · 用例
魚河岸から集金に来ている一人の親方は、そこの広間で毎日土地の芸妓や鼓笛の師匠などを集めて騒いでいた。
徳田秋声 青空文庫
三河万歳のような簡単なものではなく、三味線太鼓笛などで打囃し、初めは滑稽なるものをやるが、そのあとは芝居がかったものをやる。
内藤鳴雪 鳴雪自叙伝 青空文庫
朝の十時頃、鼓笛手の二人の少年兵と中年の製麺麭業者が、「ちょっと行って、端艇をさがしてきます。
久生十蘭 海難記 青空文庫
楽戸はその家業を左右の楽部に譲った後にも、なお鼓笛を用いて散楽をやった。
和辻哲郎 古寺巡礼 青空文庫
足利武士にもてはやされた田楽や猿楽は鋭い鼓笛の音と華やかな衣装とで成り上り者の粗大な官能を刺戟したものであった(当時の猿楽は今の能のような落ちついた、また型にはまったものではなかった)。
津田左右吉 偶言 青空文庫
漕ぎすすむことややしばらく、近づく一口の江の蔭から、たちまち銅鑼や鼓笛の音がわき起った。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫
三重の城壁と二つの荘門を堅め、銅鑼、鼓笛を鳴らすこと頻りに急であった。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫
まだ川靄もほの白いうちに、しきりと、鴻雁が遠くで群れ立ち、やがて鑼声鼓笛の音と共に、櫓手の船歌が聞えだしていた。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫
作例 · 標準
運動会の開会式では、小学生たちの鼓笛演奏が披露された。
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昔のお祭りは、笛と太鼓の鼓笛隊の演奏が響き渡っていたっけ。
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子供の頃、鼓笛隊に入りたくて、リコーダーの練習を一生懸命やったのを思い出す。
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