目笊
めざる
名詞
標準
openwork bamboo basket
文例 · 用例
それを子供たちが目笊で伏せるのが、「摘草をしたくらゐ笊に澤山。
— 泉鏡太郎 『番茶話』 青空文庫
」これが鶯か、かなりやだと、伝統的にも世間体にも、それ鳥籠をと、内にはないから買いに出る処だけれど、対手が、のりを舐める代もので、お安く扱われつけているのだから、台所の目笊でその南の縁へ先ず伏せた。
— 泉鏡花 『二、三羽――十二、三羽』 青空文庫
障子を開けたままで覗いているのに、仔の可愛さには、邪険な人間に対する恐怖も忘れて、目笊の周囲を二、三尺、はらはらくるくると廻って飛ぶ。
— 泉鏡花 『二、三羽――十二、三羽』 青空文庫
」 とお蔦は、下に居る女中の上から、向うの棚へ手を伸ばして、摺鉢に伏せた目笊を取る。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
」「お待ちよ、」 と目笊は流へ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
目笊に一杯、葱のざくざくを添えて、醤油も砂糖も、むきだしに担ぎあげた。
— 泉鏡花 『眉かくしの霊』 青空文庫
…… 裏長屋のかみさんが、三河島の菜漬を目笊で買いに出るにはまだ早い。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
二月 西日に乾く井戸端の目笊に、殘ンの寒さよ。
— 泉鏡花 『月令十二態』 青空文庫
作例 · 標準
夏祭りで金魚すくいの屋台には、たくさんの目笊が並んでいた。
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採れたての野菜を洗って、目笊に入れて水を切る。
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竹で編んだ目笊は、軽くて使いやすい。
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