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削り花

けずりばな
名詞
1
標準
wooden flower whittled from a log
文例 · 用例
七 はなうら――削りかけ・削り花山人の持つて来る杖には、大体さうした意味があるのですが、尚、其さきの割れ方・裂けた状で、来年の豊凶を占ふと言ふ意もあります。
――花祭り解説―― 山の霜月舞 青空文庫
山人が持つて来た土産には、寄生木・羊歯の葉、その他いろ/\なものがあつたので、今も正月の飾りものになつてゐますが、削りかけ・削り花なども、その一種だつたのです。
折口信夫 門松のはなし 青空文庫
此を削り掛け、或は削り花と言ふ。
折口信夫 花の話 青空文庫
削り花は早くからある。
折口信夫 花の話 青空文庫
めどは馬道で、廊下の暗い処に削り花の掛つて居たのを詠んだものである。
折口信夫 花の話 青空文庫
古今伝授の三木の一つなる、めどにかけたけづりばなが、馬道にかけた削り花なることは、削り掛けの用途を知つてゐる人には疑ひがない筈である。
折口信夫 髯籠の話 青空文庫
其「花の木にあらざらめども咲きにけり」と言うたのは、削り掛けの一種に接骨木や竹にさす削り花のある其らしく、同じ糸にたぐり寄せられる物には、楢の木の殺ぎ口を丁字形に切りこんで羊歯の葉を挿し、田端の畦に立てられる紀伊熊野川沿岸の正月の立て物(名知らず)がある。
折口信夫 髯籠の話 青空文庫
古今集の歌は、かうした榑や丸太に削り花の挿された物に、興味を持つて作つた籠題だつたのであらう。
折口信夫 髯籠の話 青空文庫
作例 · 標準
祭りの飾り付けに、色鮮やかな削り花が使われていた。
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昔の職人は、見事な削り花をあっという間に作り上げた。
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土産物店で、手作りの削り花を見つけた。
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