朱欒
ザボン異読 ざぼん
名詞
標準
pomelo (Citrus maxima)
文例 · 用例
『朱欒』のむかしから親しく君達は私に君達の心を開いて呉れた。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
スバル、白樺、三田文学、劇と詩、朱欒。
— 種田山頭火 『夜長ノート』 青空文庫
輝く崖の上の麦畠、くわつと燃え立つ杉の木、松の木、朱欒の木。
— 北原白秋 『畑の祭』 青空文庫
くわつと燃え立つ杉の木、松の木、朱欒の木。
— 北原白秋 『畑の祭』 青空文庫
加之、識る人も識らぬ人も酔うては無礼の風俗をかしく、朱欒の実のかげに幼児と独楽を廻はし、戸ごとに酒をたづねては浮かれ歩るく。
— 北原白秋 『水郷柳河』 青空文庫
庭には無論|朱欒の老木が十月となれば何時も黄色い大きな実をつけた。
— 北原白秋 『水郷柳河』 青空文庫
さうして朱欒の花の白くちるかげから通つてゆく葬列を見て私は初めて乳母の死を知つた。
— 北原白秋 『水郷柳河』 青空文庫
泣かゆるに日は照り暑し湯気立てて蟶を今|釜に煮沸す照る砂に雷管のごと花落す朱欒一木が老いてお庭に棟瓦千石船の朱と碧は正目仰ぎて深き雑草鍋二つ汲水場に伏せて明らけき夏真昼なり我家なりにし白栄に蛇奔る裏堀は水紋の動き光とありつつ我が書斎たりし隠居家は、なほ遺れども、既に久しく鎖しぬ。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
作例 · 標準
お土産に大きなザボンをもらったので、家族みんなで分けて食べた。
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ザボンの皮は厚いので、包丁で切り込みを入れてから剥くといい。
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祖母の家では、冬になるとお風呂にザボンを浮かべて楽しんでいた。
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