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木の香

きのか
名詞
1
標準
smell of new wood
文例 · 用例
朝は早く起き、榊をあげて柏子を打ち、木の香の匂ふ縁側に、日向ぼつこでもしてみるとしたらどうであらう。
中原中也 よもやまの話 青空文庫
描いて居るすぐ傍には新しい木の香のする材木が積んであつた。
寺田寅彦 寫生紀行 青空文庫
洋燈も珍しいが、座敷もまだ塗立ての生壁で、木の香は高し、高縁の前は、すぐに樫、槻の大木大樹鬱然として、樹の根を繞つて、山清水が潺々と音を寂に流れる。
泉鏡太郎 十和田湖 青空文庫
木の香があたりに立ち籠めている。
寺田寅彦 ある幻想曲の序 青空文庫
かいているすぐそばには新しい木の香のする材木が積んであった。
寺田寅彦 写生紀行 青空文庫
ひっそりとした寺がいくつも並んだ寺町を通る時、ぱっと暗闇に強い木の香がひらめいた。
織田作之助 青空文庫
奥の座敷は香木の香がみちみちてムッとする程あたたかかった。
夢野久作 あやかしの鼓 青空文庫
さうすると岸打つ波の音も、濱に寄つた貝の色も、默して居る磯の巖の顏も、死せるが如き藻鹽木の香も、皆盡く歡喜の美酒に醉ひ、吉慶の頌歌を唱へて、愉々快々の空氣に嘯くやうな相を現はすのである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
作例 · 標準
新築の家に入ると、木の香りがして心が落ち着く。
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森林公園を散歩していると、爽やかな木の香りがした。
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このテーブルはヒノキ製で、木の香りが部屋中に広がる。
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木の香りがするお風呂は、一日の疲れを癒してくれる。
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