裸出
らしゅつ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
exposure
文例 · 用例
古名ヤマスゲ今名リュウノヒゲの実がもし染料になるものならばまずはそれでもその意味が通ぜんことは無いとしても、実際この麦門冬の実(実は裸出せる種子である)は絶対に染料にはならぬものダ。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
上衣の深い襞の下から見えているその足も、矢張り裸出しであった。
— A CHRISTMAS CAROL 『クリスマス・カロル』 青空文庫
就中輪廓の美は、多く岩石の裸出した雪の山に於て、雄渾なる色彩は黒木の乏しくない長大なる連嶺に於て、極度に発揮される。
— 木暮理太郎 『冬の山』 青空文庫
本谷山(駒ヶ岳) 下津川山から東北を指して少し下った所は黒い岩壁を裸出した小隆起で、夫を踰えると偃松は絶えて、短い木本や笹の生えた比較的狭い尾根上を一上一下しながら之字形に辿って行く。
— 木暮理太郎 『利根川水源地の山々』 青空文庫
この時の尻をまくるというのは、ただ着物の裾をひけらかすだけではない、本物の臀肉を裸出させて、そうして、それでも七人の手下は、それ以上にはやらなかったけれども、金さんだけは正銘に、こてこてとやらかしてしまったという――その悪辣下品さには、主膳ほどのものも面をそむけないわけにはゆかない。
— 不破の関の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
雪は既に、過半身を飾っているが、岩骨は雪を払ってゴツゴツ裸出し、山肌は荒くかつ堅い。
— 中村清太郎 『ある偃松の独白』 青空文庫
作例 · 標準
地殻変動によって海底の岩盤が陸上に裸出し、貴重な化石が発見された。
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大雨による土砂崩れで、山の斜面に古い地層が鮮明に裸出している。
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長年の風雨による浸食の結果、建物の鉄骨が一部裸出してしまっている。
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