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将彼

しょうかれ
名詞
1
標準
文例 · 用例
彼が折花攀柳の遊宴を恣にしたるが如き、彼が一豎子の私怨よりして関白基房の輦車を破れるが如き、将彼が赤袴三百の童児をして、飛語巷説を尋ねしめしが如き、平氏が天下に対して其同情を失墜したる亦宜ならずとせず。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
二將は次に一輛の戰車を襲ひ、すぐれたる二人の勇士打取りぬ、ペルコーテーの*メロプスの子ら打ちとりぬ、占術に長ぜる父は、流血の 330戰場さして行かざれど、子ら警めぬ、然れども其命きかず、暗黒の死の運命に導かる、ヂオメーデース英豪の槍の名將彼を打ち、魂と生とを奪ひ去り華麗の武具を剥ぎとりぬ。
ILIAS イーリアス 青空文庫
100最後の隊はほまれある援軍、之を率ゐるはサルペードーン、侶として、*アステロパイオス、グローコス、撰べり、二將彼に次ぎ勇武もつとも優れりと其眼に映る、然れども主將すべてにいや優る。
ILIAS イーリアス 青空文庫
されどかなたも戰鬪の勞に衆人かゝはらば、せめてもひとりテラモーン生める豪雄アイアース來れ、而してチュウクロス、弓の名將彼に嗣げ。
ILIAS イーリアス 青空文庫
』しかく陳じて先に立つ、神に似る將彼に嗣ぐ。
ILIAS イーリアス 青空文庫
(VI 416)レームノスより歸り來て、友と語りて樂しめる 45日數十一、其の次の第十二日、運命の神は可憐の子を又も、アキルリュウスの手に渡し、勇將彼を好まざる冥王の許送らんず。
ILIAS イーリアス 青空文庫