裾分け
すそわけ
名詞
標準
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文例 · 用例
それとも隣りの赤城山の噴出物のお裾分けかも知れない。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
だから、そいつをお裾分けしたってワケ。
— THE ADVENTURE OF THE DYING DETECTIVE 『瀕死の探偵』 青空文庫
予の分を裾分けしやうとしたが、先生首を掉つてどうしても食はなかつた。
— 東海道線 『旅日記』 青空文庫
「怪しからん、一|片位僕にも裾分けしたつてよかりさうなもんぢやないか」と近眼の銀行員が側にゐる助教授の耳許で呟いた。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
大山君に信州のそば粉と浜松の納豆をお裾分けする、かういふ到来物は私一人で私すべきものではない、みんないつしよにその友情を味ふべきである、大山君はそれを味うてくれる人、味ふに値する人だ。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
山口へまはる、途中、酒屋に腰掛けて濁酒をひつかける、それから駅通りで、簡単なれども意味深い会食、満腹をバスに揺られて、学校に樹明君を訪ふ、そして再び庵へ、胡瓜がうまかつた(これは樹明君から澄太君への贈物を裾分けして貰つたのだ)。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
蓴子から贈物到着、いろ/\の品物がいれてあつた、鮪の生節はうれしいものだつた、おとなりへ、お寺へ少しづゝお裾分けした。
— 種田山頭火 『松山日記』 青空文庫
到来物があるたびに、以前は燥ゃぎ立って隣家の加福の家へ自分で裾分けを持って行ったものだったが、この頃は、母親に言われても、何かに仮託けて、つかいに行きたがらない。
— 矢田津世子 『※女抄録』 青空文庫
作例 · 標準
実家から大量に届いたリンゴを、隣の家の人にも裾分けした。
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「これ、田舎から送ってきたアスパラなんだけど、よかったら裾分けさせて」
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釣ったばかりの鯛を、釣り仲間で公平に裾分けすることにした。
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