幾らも
いくらも
副詞
標準
a lot
文例 · 用例
学問を止めたかとて百姓にならねばならぬと云うことはない、学問がなくとも出来ることが幾らもある、近眼の為に兵役免除となったを幸に、予は再び上京した。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
こういうものは幾らもあります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
けれども現代においては変体仮名というものは、正体の仮名に対するもので、「か」ならば「か」は正しい形として「」とか「」とかいうもの、まだ幾らもありますが、こういうものを「か」のかわった形と認め、結局「か」の代用と考えているのであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
考はとうから幾らもあるのだ。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
しかし、なんの為に彼女の帯を解いたか、慾の為ならばこの家内にもっと金目の品は幾らもある。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
と云ったら、犬や猫のようなものは幾らも其処らにうろついているというだろうが、おれはちっと思い当ることがあるから、こうして大事に持って来たんだ」 半七は彼の耳に口をよせてささやくと、庄太は幾たびかうなずいた。
— 鬼娘 『半七捕物帳』 青空文庫
「尤もそこは女だけに、将軍家の御落胤というほどの大きな触れ込みをしないで、男の天一坊ほどの評判にはなりませんでしたが、小さい女天一坊は幾らもありましたよ。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
…… 婆さんは幾らも居る、本宅のお針も婆さんなら、自分に伯母が一人、それもお婆さん。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4
標準
(not) much
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4