内意
ないい
名詞
標準
intention
文例 · 用例
勲功によって貴族に列せられようという内意があったが辞退したので、爵位はその夫人に授けられ、夫人からその一人息子の John James Strutt(一七九六―一八七三)に伝えられた。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
それを祝福する内意もあり、わづかではございますが、奉仕させていただきたく存じます。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
それを祝福する内意もあり、わずかではございますが、奉仕させていただきたく存じます。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
某は心中|深く立腹して、他の事にかこつけて雲飛を中傷し遂に捕へて獄に投じたそして人を以て竊に雲飛の妻に、實は石が慾いばかりといふ内意を傳へさした。
— 國木田獨歩 『石清虚』 青空文庫
これこの家の後見が、渠を挙て綾子の世継とせんずる内意あるによる。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
ところで、姫様のお乳母どの、湯尾峠の万年姥が、某へ内意==降らぬ雨なら降るまでは降らぬ、向後汚いものなど撒散らすにおいてはその分に置かぬ==と里へ出て触れい、とある。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
……加うるに、紫玉が被いだ装束は、貴重なる宝物であるから、驚破と言わばさし掛けて濡らすまいための、鎌倉殿の内意であった。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
殊に藩侯もその不思議な娘をひそかに御覧になるかも知れないといふやうな内意を洩れ聞いてゐるので、町役人どもは何うしても彼女を召連れて行かなければならないと思つたので、かれらは暗い部屋にかくれてゐる娘をたづねて、親たちに代つて色々に説得したが、彼女は矢はり得心しなかつた。
— 岡本綺堂 『梟娘の話』 青空文庫
作例 · 標準
社長の内意を受けて、プロジェクトの方向性が変更された。
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彼女は上司の内意をうまく汲み取り、仕事を進めた。
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彼の言葉の端々に、ある重大な内意が隠されているように感じた。
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