至微
しび
形容動詞
標準
文例 · 用例
渠らは無言の数秒の間に、不能語、不可説なる至微至妙の霊語を交えたりき。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
だが著しい例としては工業技術とニュートンの物理学乃至微積分学との関係(その説明については前を見よ)や農業技術とC・ダーウィンの進化理論との関係を挙げることが出来る。
— 戸坂潤 『科学論』 青空文庫
かくして再三再四、分割の上にさらに分割して、無数回の終わり最小至微の極点に達し、また分析することあたわざるに至れば、広延なきものとなりましょう。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫
微にして微ならず、ゆえに至微なり。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫
しかれども肉眼のおよばざる至微物ゆゑ、昨日の雪も今日の雪も一|望の白糢糊を為のみ。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫