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前かがみ

まえかがみ
名詞
1
標準
slouch
文例 · 用例
よくお湯を流して、滑に温められた流し場の板敷の上へ行儀よく坐って、後ろ首に白粉をのばす婆やの手の重みに少し前かがみになると、かやの眼の前には向き合って居る婆やの細長く垂れた、二つの乳房がふらふらとゆれて居た。
岡本かの子 かやの生立 青空文庫
」 良寛さんは、前かがみになつて、野道を急足でいつた。
新美南吉 良寛物語 手毬と鉢の子 青空文庫
」 そういってまた、ノミをにぎり、前かがみになって、木ぐつのあなをほりはじめました。
新美南吉 名なし指物語 青空文庫
痩せに痩せた干瓢、ひょろりとある、脊丈のまた高いのが、かの墨染の法衣の裳を長く、しょびしょびとうしろに曳いて、前かがみの、すぼけた肩、長頭巾を重げに、まるで影法師のように、ふわりふわりと見えます。
泉鏡花 白金之絵図 青空文庫
その人は黒い烏帽子を前かがみに、私たちの前に、やや斜めに跪いて、審かしげに、また親しそうに此方を見た。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
十二、三ばかりの、女の子が前かがみに何か線の細かな菜の葉をすすいでいる、芹かときいてみるとかすかに顔を赤らめながら、人参の葉だという。
北原白秋 木曾川 青空文庫
長吉、まだその外にあるだろう、そちは人命を助けたことがないか……」 と越前は、やや前かがみになって訊いた。
菊池寛 奉行と人相学 青空文庫
見ても病身らしい、背のひょろ長い、そしてからだのわりに頭の小さい、いつも前かがみになって歩く男であった。
寺田寅彦 花物語 青空文庫
作例 · 標準
長時間パソコンを使っていると、つい前かがみになりがちだ。
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彼女はいつも少し前かがみで歩くので、猫背が心配だ。
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高齢になると、体のバランスを取るために前かがみの姿勢になることがある。
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